新開発銀行(NDB)のレスリー・マースドープ副総裁はこのほど取材に対し、「中国経済は2023年に力強く成長し、グローバル経済の回復において重要な役割を果たす見通しだ」と述べた。新華社が伝えた。
マースドープ氏はこのたびスイス・ダボスで行なわれた世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)の会期中に、「中国の新型コロナウイルス感染症対策の最適化・調整は中国経済の成長を推進するとともに、経済の各面で『雪だるま式』に効果を上げるだろう。このことは中国経済と世界経済に対し『非常に積極的な影響』を及ぼすとみられる。中国企業が感染症発生前の生産レベルを回復すれば、グローバル貿易の流動とサプライチェーンの回復を喚起することになるだろう」との見方を示した。
またマースドープ氏は、「中国は太陽エネルギーや風力エネルギーなどのグリーンエネルギー分野での大規模な投資を行う国の一つだ。中国がこうした高度成長分野での新規投資を増やせば、世界の成長に積極的な貢献をすることになるだろう」との見方を示した。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年1月23日