中国11月の国民経済運営、全体として回復傾向を継続

人民網日本語版 2022年12月16日16:23

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国家統計局が15日に発表したデータによると、今年11月は国民経済が回復傾向を保ち、投資規模が引き続き拡大し、市場価格が全体的に安定し、新たな原動力が持続的に成長し、民生が力強く効果的に保障され、経済・社会は全体として安定していた。新華社が伝えた。

統計データによれば、工業生産が持続的に成長し、現代サービス業が好調な増加傾向を示した。1-11月には、全国の一定規模以上の工業企業(年売上高2000万元以上の企業、1元は約19.7円)の売上高は前年同期比3.8%増加し、そのうちハイテク製造業は同8%増加した。11月の中国サービス業生産指数は同1.9%低下し、そのうち情報伝送・ソフトウェア・情報技術(IT)サービス業は同10.2%上昇し、上昇率は前月を1ポイント上回り、金融業は同7.3%上昇して前月を0.9ポイント上回った。

市場での売り上げはやや減少し、固定資産投資の規模は拡大を続けた。1-11月には、社会消費財小売総額が同0.1%減の39兆9190億元になり、中国の固定資産投資(農家を含まない)は同5.3%増の52兆43億元だった。

物品の輸出入は増加を維持し、貿易構造の最適化が続いた。1-11月の物品輸出入総額は同8.6%増加した。一般貿易の輸出入が輸出入総額に占める割合は63.8%で、同2.2%上昇した。民間企業の輸出入が輸出入総額に占める割合は50.6%で、同2.2ポイント上昇した。

雇用情勢は基本的に安定し、消費者物価の前年同期比上昇幅は低下した。1-11月には、中国都市部の調査失業率の平均値は5.6%。11月の同調査失業率は前月比0.2ポイント上昇の5.7%。11月の全国消費者物価指数(CPI)は同1.6%上昇し、上昇幅は前月を0.5ポイント下回った。(編集KS)

「人民網日本語版」2022年12月16日

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