イラスト作成・馬宏亮(イラストの著作権は人民網が保有。無断転載禁止) |
2022年の米国政府の「成績表」は、決して良かったとは言えないだろう。この1年、米国の政党間の激しい競争が止むことはなく、政治の二極化がますます深刻化した。
2022年11月、米国は中間選挙を行い、二大政党の激しい闘いも次第に加熱していった。共和党はインフレ問題で民主党を攻撃し、民主党は中絶問題で共和党を非難した。今回の中間選挙における「ロバとゾウの争い」は、最終的に民主党と共和党がそれぞれ議会の上院と下院の過半数を獲得して決着した。これは、バイデン政権が今後2年間「ねじれ議会」に直面することを意味している。
米国の二大政党はそれぞれの党派の利益を最も重要な位置に据えており、鋭く対立することが日常茶飯事となっている。政治屋らが互いを攻撃し合うことに精力を注いでいる時、国民の関心が高い民生問題は自ずと脇に置かれてしまうことになる。(編集AK)
「人民網日本語版」2023年1月29日