科技部部長「AIの応用を推進し、中国の経済・社会の発展に貢献」

5日午前、第14期全国人民代表大会（全人代）第1回会議初の「部長通路」の取材イベントで、科学技術部（省）の王志剛部長は人工知能（AI）の発展の現状と将来の応用見通しについて、「中国は同分野の研究を長年行っている。AIが中国の経済・社会の発展及び中国の科学技術のために貢献することを願っている」と述べた。人民網が伝えた。

王部長は、「全体的に言えば、AIという分野は大きな方向と大きな分野である上、その影響は決して科学技術分野そのものに留まらず、その他の分野のエンパワーメント応用に関わる可能性もある。これについて科学技術部はすでに多くの計画を策定している。例えばAIそのものの技術発展の一部の課題について、すでに長年計画を行っている。中国は一番最初にAIガバナンスの「8つの原則」を打ち出した。AIの応用への転化の面では、最近、スマート埠頭などいくつかのモデル応用シーンを打ち出し、AIの応用への転化を推進している」とした。

王部長はさらに、「科学研究と技術的牽引のほか、シーン駆動とユーザーの需要も通じ、これらを結びつけることで、AIが中国の経済・社会の発展及び中国の科学技術に貢献するだけでなく、AIの研究と転化に従事する大学、科学研究機関、企業自身がより良い進歩と発展を遂げることで、AIの発展を推進し国際社会に中国の貢献をすることを願っている」と続けた。（編集YF）

「人民網日本語版」2023年3月6日