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今年最も小さな満月となるのは元宵節(旧暦1月15日、今年は2月5日)の翌日となる2月6日の早朝だ。北京天文館の専門家によると、最も大きな満月と最も小さな満月の直径は約14%の差があり、明るさも違うという。ただ通常肉眼でその差を見分けるのは難しいという。
満月の大きさが変わるのは、地球の周りを月が公転している軌道が楕円であるため、両者の距離が常に変動しているからだ。地球から月までの平均距離は約38.4万キロで、最も遠くなる時が約40.5万キロ、最も近くなる時が約36.3万キロとなる。地球からの近さが異なることで、地球から見ると、満月が小さくなったり、大きくなったりすることになる。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年1月31日