雲南大圍山国家級自然保護区に設置された赤外線カメラがこのほど、中国で国家一級重点保護野生動物に指定されているコクジャクが活動している様子を捉えていた。中央テレビ網が報じた。
映像を見ると、コクジャクは森の中を自由に動き回ってエサを探しており、カメラのほうを見たり、翼をバタバタさせたりしている。雲南大圍山自然保護区でコクジャクが撮影されたのはこれが初めてのことだ。
コクジャクは主に標高約1500メートルの熱帯雨林や雨緑林、竹林に生息しており、単独で行動することが多い。昆虫や植物の葉、果実などを食べる。中国の国家一級重点保護野生動物に指定されているほか、2013年には国際自然保護連合(IUCN)の絶滅危惧種レッドリストに組み込まれた。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年12月8日