孔鉉佑駐日大使「『台湾有事は日本有事』は極めて危険な主張」

人民網日本語版 2022年12月05日13:49
孔鉉佑駐日大使「『台湾有事は日本有事』は極めて危険な主張」

中国の孔鉉佑駐日大使はこのほど共同通信の単独インタビューに応じ、中国共産党第20回全国代表大会(第20回党大会)の重要な意義と成果を説明したほか、中日関係や台湾地区に関わる問題について質問に答えた。在日本中国大使館ウェブサイトが伝えた。

【記者】「台湾有事は日本有事」との考え方を受け入れる日本人が最近増えていることを、どう見るか。

【孔大使】「台湾有事は日本有事」は極めて危険な考え方であり、中日間の既存の政治的共通認識からの重大な乖離であるのみならず、日本が平和的発展の軌道から逸れ、地政学的対立の深淵へと陥ることになる恐れもある。我々は岸田文雄首相が習近平国家主席との会談で、台湾問題について、「日中共同声明における日本側の約束にいささかの変化もない」としたことに注意を払っている。日本が約束を誠実に守り、言った事を必ず実行し、台湾問題において慎重に考え、発言し、行動し、実際の行動によって平和的発展の堅持と地域の安定維持という姿勢を見せることを望む。(編集NA)

「人民網日本語版」2022年12月5日

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