雲南省の大山包オグロヅル国家級自然保護区による最新の観測・統計によると、今年越冬のため大山包湿地に飛来したオグロヅルの数が27日午前8時現在で2260羽にのぼり、昨年の1926羽より334羽増加していた。これは同保護区の1990年の設立以降で最多記録となっている。新華網が伝えた。
雲南省昭通市の大山包湿地は中国に現在64ヶ所ある国際重要湿地の一つであり、国家1級重点保護野生動物であるオグロヅルの重要な越冬地・中継地点でもある。湿地修復、生態ガバナンス、食料源拠点などのプロジェクト建設により、大山包湿地の生態環境の質が近年持続的に改善されており、越冬する野生動物の種類と数も増え続けている。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年11月30日