内蒙古(内モンゴル)自治区の新エネルギー電力産業はここ10年、順調に発展し、風力発電量は毎年平均14.5%のペースで増加した。ここ10年、同自治区の風力発電量が発電量全体に占める割合は9.2%から15.8%にまで上昇した。内蒙古日報が報じた。
現時点で、同自治区の発電量の約5分の1が各種新エネルギー電力産業によって発電されている。うち、太陽光発電量は毎年平均73.3%のペースで増加し、同区の発電量全体に占める割合は2012年の0.05%から2021年には数十倍の3.5%にまで上昇した。錫林郭勒(シリンゴル)盟といった東部の5盟・市の風力発電量も急増しており、現時点で同区の風力発電量の半分以上を占めている。呼和浩特(フフホト)市、包頭市、鄂爾多斯(オルドス)市の3市の太陽光発電量も急増しており、2021年、その量は同自治区の太陽光発電量の約4割を占めた。最新の新エネルギー電力企業数を見ると、2021年末の時点で、同自治区の一定規模以上(年売上高2000万元以上の企業)の風力発電企業は246社、太陽光発電企業は148社、風力・太陽光一体化発電企業が31社となっており、いずれも急成長している。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年11月3日