黒竜江省漠河市ではこのほど、最低気温が零下15度を下回った。気温低下が続くにつれて、黒竜江の漠河区間など省内を流れる複数の河川が次々と流氷期に入っている。上空から見下ろすと、川面には様々な形の結氷や氷花(シガ)、氷塊が下流に向かって流れており、互いにぶつかり合う音が絶えず響き渡り、壮観な風景が広がっている。人民網が報じた。
流氷が流れる川の状態は、俗に「跑氷排」と呼ばれている。流氷期とは、北部にある河川が平常期から凍結期へと過渡するシーズンを指す。漠河市内を流れる河川では、毎年4月中・下旬と10月中・下旬に流氷期を迎える。秋の流氷期が始まると、1ヶ月以内に、黒竜江の漠河区間は完全に凍結する。(編集KM)
「人民網日本語版」2022年10月31日