綿花収穫機操縦士の収穫シーズンの収入は100万円以上 新疆

人民網日本語版 2021年10月15日16:08

新疆維吾爾(ウイグル)自治区では、綿花の収穫シーズンに入り、同自治区巴音郭楞蒙古(バインゴリン・モンゴル)自治州尉犁(ロプノール)県に住む塞米•玉素甫さん(26)は2つの仕事に就いている。綿花の収穫シーズンには、綿花収穫機の操縦士となり、それ以外の時には、地元で宅配便の配達員として働いている。この2つの仕事の収入で、市街地に自宅を購入し、満たされた暮らしをしている。天山網が伝えた。

綿花の収穫シーズン中、彼は綿花収穫機を操縦して、1日に面積約6.67ヘクタールの綿花を収穫する。シーズン全体で約200ヘクタール分となり、その収穫シーズンの総収入は6万元(約106万円)以上に達するのだという。

綿花収穫機の操縦方法を木熱地里·吾斯曼さんに手取り足取り教える塞米•玉素甫さん(写真左、撮影・周鵬)。

綿花の収穫は、シーズンが非常に限られた仕事で、毎年1ヶ月半から2ヶ月ほどで終わる。そのため、それ以外の時期はどうしているのかという質問に対し、塞米•玉素甫さんは、「普段は県政府所在地で宅配便の配達員として働いている。宅配企業と労働契約を結び、給与は出来高制のため、月収5千元(約8万8千円)ほどになる」と話す。

そして、「綿花の収穫シーズンには、綿花収穫機を操縦する仕事のため、宅配業務を休ませてもらえるよう、宅配会社から了承を得ている」と彼は続けた。

「農業技術の発展のおかげで、綿花収穫機に触れ、操縦技術を学ぶ機会を得た。これは、私の生活の質を改善しただけではなく、私の考え方をも変えてくれた。技術を学び、しっかりと働きさえすれば、幸せで豊かな暮らしができるということだ」とした。(編集KM)

「人民網日本語版」2021年10月15日

最新ニュース

注目フォトニュース

コメント

| おすすめ写真

ランキング

  • 全部
  • 経済
  • 社会
  • 政治