中国綿花協会は1日、「中国綿花協会は、米国をはじめとする西側諸国が中国新疆維吾爾(ウイグル)自治区の紡績・衣料品サプライチェーン及びその関連製品に対して実施するいかなる制限にも断固として反対し、間違ったやり方を止めるよう強く促す」と表明。さらに、「当協会は国外の業界協会やブランドメーカー、第三者機関が新疆を訪れて調査を行うよう招待することを支持する」とした。新華社が伝えた。
同協会は中国産綿花であることを証明する「中国綿花(COTTON CHINA) 」マークを足掛かりとして、「環境にやさしく、働きがいのある人間らしい仕事が行われ、品質が優れ、全過程のトレーサビリティが可能な」中国綿花生産モデル及びその製品を普及させ、中国の国産綿と綿製品のイメージを向上させていく。また同協会は、社会的責任を担い、持続可能で、質の高い綿花産業発展モデルを提唱し、綿花産業チェーンを川上と川下の両方向へとさらに延伸し、第三者認証体系を導入し、全過程にわたるトレーサビリティシステムを構築し、産業チェーンの各方面との踏み込んだ協力を強化し、「中国綿花」認証製品のシェアを拡大し、中国の綿花産業全体の競争力を高めていく。「中国綿花」マークは中国綿花協会が2009年に国家工商総局に登録した品質証明トレードマーク。その目的は、綿花が天然のものであり、使い心地が良く、環境に優しいという特性をPRし、綿花の品質向上を促進して、中国だけでなく世界の消費者にも質の良い中国の綿製品を提供することにある。(編集AK)
「人民網日本語版」2021年4月2日