従来の工業拠点である遼寧省瀋陽市では、古い工場が改装されてカルチャー空間「1905文化クリエイティブパーク」に生まれ変わり、人気スポットになった。
同パークは元々、瀋重集団の金属加工作業現場だった。新中国最初の溶鋼はここで生まれた。2009年5月18日には瀋重集団が最後の溶鉄を「鉄西」の2文字の型に流し込み、同工場はその歴史的な使命を終えた。そして現在、工場は現代の都市生活に徐々に溶け込んでいる。工場の主体部分が枠組みとして残され、カフェ、バー、レストラン、ハンドメイドのアートグッズの店などが集まり、展覧会やコンサートが不定期に開催される場所になった。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年10月12日