中国科学院古脊椎動物・古人類研究所が8日に発表したところによると、同研究員の劉武氏と呉秀傑氏が率いる中国と海外の協力チームが、安徽省東至県内の華龍洞古人類遺跡を8年連続で発掘調査を行った結果、30万年前の華龍洞古人類の顔面部にモザイク的な進化の特徴があることが最新の研究で確認された。一部の目の上部と頬の特徴が周口店や南京、大荔、金牛山といった更新世中期の直立人や古人類と似ているほか、多くの顔の特徴は初期の現代人と現代人の変異の範囲にあり、東アジアでこれまでに最も早い時期に現代人の顔の特徴を備えた古人類であることが証明された。(編集TG)
「人民網日本語版」2021年10月11日