国慶節(建国記念日、10月1日)に伴う10月1日から7日までの7連休に合わせた鉄道特別輸送体制が今月28日から始まり、10月8日までの11日間実施される。この期間中、延べ1億2700万人が鉄道を利用すると予想されている。そのうち、最もピークとなるのは10月1日で延べ1500万人の利用が予想されている。人民日報海外版が報じた。
中国国家鉄路集団の旅客輸送部の責任者によると、鉄道予約プラットフォーム・12306の予約状況を見ると、国慶節に伴う連休期間中は、春節(旧正月)などに新型コロナウイルス感染症の影響で帰省できず、その「埋め合わせ」のために帰省する人や旅行に出かける人が鉄道を利用する見込みで、利用者数は昨年と横ばいになりそうだ。
特別輸送体制実施期間の中国全土のダイヤを見ると、直通旅客列車が55.5往復増便されている。その他、予約状況やキャンセル待ち予約のデータに基づいて、毎日ケースバイケースの運行を計画し、旅客のニーズに合わせて鉄道の輸送力資源を最大限活用できるようにしている。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年9月30日