習近平国家主席は26日、2021年世界インターネット大会烏鎮サミットに祝賀メッセージを送った。新華社が伝えた。
習主席は「デジタル技術が新たな理念、新たな業態、新たなモデルという形で、人類の経済、政治、文化、社会、生態文明建設の各分野と全過程に全面的に溶け込み、人類の生産と生活に広範かつ深い影響をもたらしている。現在、100年間なかったような世界情勢の大きな変動とパンデミックが重なっており、国際社会が手を取り合い、情報化やデジタル化、ネットワーク化、スマート化の発展の趨勢に順応し、チャンスを捉え、試練に対処することが差し迫って必要とされている」と指摘。
「中国は世界各国と共に、人類のために進歩を図るという歴史的責任を担い、デジタル経済の活力を引き出し、デジタル政府の有効性を高め、デジタル社会環境を最適化し、デジタル協力構造を構築し、デジタルセキュリティバリアを作り上げ、デジタル文明が各国の人々に幸福をもたらすようにし、人類運命共同体の構築を後押しすることを望んでいる」と強調した。
烏鎮サミット(主催:国家インターネット情報弁公室、浙江省人民政府)は同日、浙江省桐郷市烏鎮で、「デジタル文明の新時代へ踏み出すーー手を携えてサイバースペース運命共同体を構築」をテーマに開幕した。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年9月27日