新中国成立70周年

陳宝生教育部長「中国は世界最大規模の教育システムを構築した」 (2)

人民網日本語版 2019年09月29日15:05

4.影響について対外開放という点から考える

70年間の努力を経て、特に改革開放以来、中国の教育は、絶えず海外に門戸を拡大してきた。中国は、今では、国際教育交流・協力の主要国の一つとなり、主要な教育大国となった。基礎教育、職業教育、高等教育いずれの面から見ても、中国の対外開放レベルは常に拡大し続けてきた。基礎教育の品質レベルと特色は、世界が広く公認している。中国の教材は海外に進出し、PISA(国際学力調査)では、中国は常に優秀な成績を残している。今、中国は世界最大の留学生資源国、世界第2位の留学目的国、アジアトップの留学目的国となった。中国の国際影響力は高まり続け、大学学部における学位の国際通用性を相互承認する国際協定「ワシントン協定」の加盟国となり、中国の工業教育は、全世界から広く認められるまでとなった。

5. 保障について制度面から見る

中国は徹頭徹尾、教育事業に対する党の指導を支持してきた。大学・高校・中学・小学校が相互に繋がる政治・思想事業体制および人材育成体制を確立した。教育の優先的発展戦略を支えるための財政投入保障システムを構築した。2012年から、財政教育支出がGDP全体に占める割合を4%とするという目標を実現、それ以来7年連続でこのレベルを維持した。2018年、全国の教育費は総額4兆6千億元(1元は約15.1円)に達し、新中国成立当初と比べ、年平均13.4%の成長を実現した。教育支出は極めて速いスピードで成長し、今では公共財政のうち最大の支出となった。制度を保障するこのようなシステムによって、教育事業の急成長が力強く促進された。(編集KM)

「人民網日本語版」2019年9月29日

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