MOOCで2億人以上が学習中　講座の数と応用規模世界一

北京で開催中の中国MOOCカンファレンスで、中国ではインターネットを介した大規模な公開オンライン講座・MOOCの講座が合わせて1万2500講座あり、学習者数は延べ2億人以上に達し、講座の数、応用規模ともに世界一であることが明らかになった。新華社が報じた。

MOOCは近年、世界で急速に普及している。この新型講座・学習スタイルは空間と時間を問わず利用することができ、従来の大学の授業の概念を覆した。

中国のMOOCは、当初は範囲の広いパブリック講座、一般教養講座が大多数だったものの、現在では専門講座、実験講座も増え、全ての専門分野・ジャンルをカバーするMOOC 体系が構築されている。中国の大学や機構は特色あるMOOCプラットホーム約10プラットホームを立ち上げ、現在までに、大学1000校以上がMOOCを開設し、中国西部の大学の教師延べ44000人がMOOC応用研修を受講した。また、大学19校のハイクオリティMOOC講座約200講座が米国や英国、フランス、スペイン、韓国などのプラットホームにも進出している。（編集KN）

「人民網日本語版」2019年4月10日