色鮮やかなタンカ(チベット仏教関係の掛け軸)、美しすぎて一度ではその魅力を見尽くすことのできないチベット族の踊り、起伏に富んだ高らかな調子が響くチベット族の芝居……国務院新聞弁公室報道発表ホールでこのほど、中華人民共和国成立70周年西蔵(チベット)自治区成果展が行われ、会場を埋め尽くした観客から大きな歓声が上がった。さまざまな文化芸術パフォーマンス、精彩に富んだ展示内容を通じて、新中国が成立して以降、西蔵が各種事業で達成した非常に大きな成果が紹介された。
展示は画像展と実物展などに分かれ、画像展は画像と文書を通じて、西蔵自治区の経済社会、文化、生態環境、国民生活の保障などにおける大きな変化を展示した。実物展はチベット薬、チベットのお香、タンカといったこの地域の特色ある製品を展示した。
西蔵は「世界の屋根」とも呼ばれ、国の安全保障や生態環境の安全保障の重要なバリケードであり、戦略資源の備蓄と高原地帯の特色ある農産品の重要な基地であり、中華民族の特色ある文化の重要な保護地域だ。今回の展示は全体として西蔵の特徴をよく際立たせ、さまざまな産業が繁栄し発展に向かう喜ばしい様子を全方位的に伝えるものとなった。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年9月13日