上海市で初となる警官ロボットが9日、南京路の歩行者天国をパトロールし、道行く人々が興味深そうにその様子を眺めていた。新華網が伝えた。
この警官ロボットは正確には「警察用パトロールロボット」といい、広角ハイビジョンビデオカメラ4つ、サーマルイメージングスコープ1つ、ズームハイビジョンカメラ1つを搭載しており、パノラマで無死角のパトロールを実現している。また、カメラを取り付けてある雲台は昇降式で、カメラを360度回転させることができ、最大1.8メートルまで高くすることができる。このほか、ロボットは異なるシーンに応じた防犯PRコンテンツを放送することができるほか、現場の画像をリアルタイムで転送することもできる。5 Gネットワークが搭載された暁には、ロボットが転送する画像はより鮮明になり、現場とバックヤードのリアルタイム通話もより便利にスピーディに実現できるようになるという。(編集TG)
「人民網日本語版」2019年9月10日