「三体」が日本で人気!発売1週間で10刷 小島秀夫ら有名人がこぞって推薦 (2)

人民網日本語版 2019年07月12日15:39

「三体」日本語版の帯で、小島氏は「普遍性と、娯楽性、そして文学性の、まさに『三体』の重力バランスの絶妙なるラグランジュ点でこそ生まれた、奇跡の『超トンデモSFだ』」と称賛している。

日本の映画監督の入江悠氏も帯で、「驚天動地の人類史網羅SF。膨大な知識に裏づけされたこの凄まじい想像力は事件だ」と記している。またSF作家の小川一水氏も、「この作品を読んで、ジェイムズ・P・ホーガンとロバート・J・ソウヤーの作品を中華鍋で炒められたようだと感じた」とコメントしている。

著名人だけでなく、日本の読者も「三体」について熱いコメントを寄せている。

「仕事帰りの人々が並んで劉慈欣の「三体」を買って帰る様子を見て、確かに少し驚いた……私のような思弁型SFの愛好者でも、翻訳者の大森望が言うところの『SF小説の最初の興奮感』に浸ったのは久しぶりだ」。

「一気に読み終えた。まさに怪物のような傑作だ。読み終わった瞬間、次の作品が読むのが待ち遠しくなった。絶対にこの10年で『必ずすぐ読むべき文学作品』の一つだ」。

「三体」は劉慈欣氏が2006年に発表し始めたシリーズ長編SF小説。「三体」、「三体Ⅱ 黒暗森林」、「三体Ⅲ 死神永生」で構成されており、地球人類文明と三体文明の交流、生死を賭けた戦い、二つの文明の宇宙における盛衰の過程を描いている。日本語版の「三体」は「三体」3部作の第1部にすぎず、続く2作の日本語版が出るかどうかについては現在のところ確実な情報はない。(編集AK)

「人民網日本語版」2019年7月12日 

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