中国物流・調達連合会と国家統計局サービス業調査センターの発表によると、今年6月の製造業購買担当者指数(PMI)は49.4%で、前月並みとなり、このうち需給を示す個別の指数が小幅に低下したが、低下幅は前月より縮小した。
6月の中規模企業のPMIは49.1%で前月比0.3ポイント(p)上昇、小規模企業のPMIは48.3%で同0.5p上昇した。このうち中規模企業の生産指数は上昇幅が1pを超え、小規模企業の需要は中国内外ともに回復し、新規輸出受注指数は3p以上上昇した。中小企業の活力が高まり、生産・経営活動の勢いが回復したことがわかる。
同月の設備製造業のPMIは50%で同0.2p上昇。ハイテク産業は51.7%で同0.4p低下したが、引き続き景気拡張期にあった。製造業全体のPMIと比べると、設備製造業は0.6p、ハイテク産業は2.3p、それぞれ上回り、ここから新たな原動力が好調に発展し、製造業の安定発展をしっかり支える役割を果たしていることがわかる。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年7月2日