国家統計局が1月31日に発表したデータによると、今年1月の中国製造業購買担当者指数(PMI)は51.3%となり、16ヶ月連続で景気は好調とされる51.0%以上の範囲に収まった。製造業は引き続き安定した拡張路線を維持している。
企業の規模別にみると、大規模企業のPMIは52.6%で、前月比0.4ポイント低下した。中規模企業は50.1%で同0.3ポイント低下して、景気・不景気のボーダーラインである50%にほぼ近づいた。小規模企業は48.5%で同0.2ポイント低下して、ボーダーを下回った。分類指数をみると、製造業PMIを構成する5指標のうち、生産指数、新規受注指数はボーダーを上回り、原材料在庫指数、従業員指数、サプライヤー配送時間指数はボーダーを下回った。
同局サービス産業調査センターの趙慶河シニア・アクチュアリーは、「1月には、一部の産業が生産の閑散期に入り、需給が両サイドとも安定さの中で緩やかさに向かい、生産指数と新規受注指数が前月よりやや低下したが、いずれも53.0%前後の相対的に高い数値で拡張傾向の範囲に収まっている。春節(旧正月、今年は2月16日)の連休が近づいたなどの影響により、消費財の製造業が急速な伸びをみせる。経済成長に対する消費の牽引の役割が顕著になっている」と分析する。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年2月1日
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