2017年3月の製造業購買担当者指数(PMI)は51.8%で、前月を0.2ポイント上回り、2ヶ月連続で上昇した。製造業は引き続き安定しつつ好転する流れを保っている。国家統計局のサイトの情報として中国新聞網が伝えた。
企業の規模別にみると、大規模企業のPMIは53.3%で前月の水準を維持し、引き続き安定拡大傾向を保った。中規模企業のPMIは50.4%で前月を0.1ポイント下回ったが、拡大傾向が続いている。小規模企業のPMIは48.6%で前月を2.2ポイント上回り、低下幅が目立って縮小した。
個別指数をみると、製造業PMIを構成する5つの個別指数のうち生産指数、新規受注指数、サプライヤー配送時間指数は景気・不景気のボーダーラインとなる50%を上回り、従業員指数はボーダー上にあり、原材料在庫指数はボーダーを下回った。
生産指数は54.2%で前月比0.5ポイント上昇し、拡大傾向にあり、製造業の生産の伸びが引き続き加速していることがわかる。
新規受注指数は53.3%で同0.3ポイント上昇し、ボーダーを上回り、製造業の市場ニーズが増加を続けていることがわかる。
従業員指数は50.0%で、同0.3ポイント上昇し、ボーダー上にあり、製造業企業の雇用が前月に比べて大きくは変化していないことがわかる。
原材料在庫指数は48.3%で同0.3ポイント低下し、引き続きボーダーを下回り、製造業の主要原材料の在庫が減少を続けていることがわかる。
サプライヤー配送時間指数は50.3%で同0.2ポイント低下したが、引き続きボーダーを上回り、製造業の原材料サプライヤーの製品引き渡しにかかる時間がやや早まっていることがわかる。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年3月31日
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