夏休み旅行のピークすでに到来 先発隊の主力は「95後」

人民網日本語版 2019年07月02日09:39

今週から夏休みがスタートする。オンライン旅行プラットフォーム大手各社によると、実際のところ、全国大学統一入試の終了にともない、今年の夏休み旅行のピーク第一弾は、すでに6月下旬に到来したという。銭江晩報が伝えた。

夏休み旅行は「コスパ」を重視する「95後(1995年から1999年生まれ)」

高速鉄道移動や低ランクスターホテルに人気集中

携程旅行網によると、今年の夏休み旅行のピーク第一弾は、国内旅行が中心で、授業が終わり夏休みに入った学生たちによる学生旅行が大半を占めている。海外旅行は、ほとんど7月上旬から大幅に増加し、親と一緒のファミリー旅行が圧倒的多数を占めるとみられている。

国内旅行の移動手段については、高速鉄道を選ぶ人が飛行機より多くなっている。携程の統計データによると、旅行客のうち、列車を利用する人の割合が最も高く、約50%を占め、高速鉄道を利用する人が48%に達した。これ以外では、列車ナンバーの先頭に「D」がつく高速列車を利用する人が3割を上回った。

旅行業界関係者は、「高速鉄道旅行の競争力は、今後さらに高まるだろう。特に、旅行目的地が1千キロメートル以内の場合、移動手段に高速鉄道を選ぶ人はいっそう増える」との見通しを示した。

6月下旬に到来した夏休み旅行ピーク第一弾では、「95後」の観光客がかなりの割合を占めた。携程のホテル関連データによると、「試験後すぐ旅行に出る旅行のクオリティを重視する「00後(2000年以降生まれ)」と比べると、夏休み旅行の主力群である「95後」は、旅行の「コストパフォーマンス」をより重視している。このうち、夏休み旅行に出る人の6割以上は、低ランクスターホテルを選んだ。たとえば、広州を出発する観光客のうち61%は、低ランクスターホテルでの宿泊を選び、重慶発の観光客で低ランクスターホテルを選ぶ人の割合も68%に上った。低ランクホテルを選んだ人が最も多かった都市は石家荘で72%に達した。

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