北京市の八達嶺長城景勝区は、故宮と国家博物館に続き、6月1日から、実名制による入場チケットのオンライン予約販売をスタートする。また、同景勝区では、1日あたりの入場者数を最大延べ6万5千人までとする入場制限の試行も実施する。北京青年報が伝えた。
入場チケットのオンライン予約販売
入場日の7日前から予約可能、購入方法は3種類
八達嶺長城景勝区の担当者は、「入場日の7日前から予約販売が可能となる。QRコードスキャンによる入場チケットの購入はわずか1分ほどで完了できる。身分証明書を提示するだけで、入場できる。6月1日から、実名制による入場チケットのオンライン予約販売をスタートする。入場チケットには、旅行会社が催行するツアーに参加する団体客用入場チケットと個人客用入場チケットがある。八達嶺長城景勝区の公式オンライン販売システムと八達嶺長城景勝区の公式ウェブサイトまたは微信(WeChat)の公式アカウントにおいて、7日前から予約販売が可能となる。予約購入を終えた観光客は、身分証を携帯すれば、直接入場できる」と紹介した。
八達嶺長城景勝区は前売り入場チケットの販売ルートを今後も拡大する予定で、OTA(オンライン旅行会社)のプラットフォームと提携し、それらのプラットフォームでも八達嶺長城入場チケットを販売するという。