アリババが初の「オンライン通販『春耕』農業用製品すう勢」発表 (2)

農村振興の主力は1990年代生まれ

人民網日本語版 2019年03月26日15:27

農業従事者層の若年化の背景には、一つには県域農村経済の活性化が進んでいることがある。また、農村地区の伝統的な生産・販売パターンが変化していることがもう一つの要因となっている。2018年、淘宝と天猫(TianMao)プラットフォームに出店している店舗のうち、1店あたりの年間売上額が1億元(1元は約16.4円)を上回った店舗は361店あった。また、アリババグループのプラットフォーム全体で、全国貧困県のオンライン通販による購入額は630億元に達し、重慶市奉節県産ネーブルオレンジや新疆ウイグル産「巴楚留香瓜」が、ネット人気商品となっている。

ネット人気店やネット人気農産品の背後には、電子商取引プラットフォームを利用して懸命に起業しようと頑張る故郷にUターンした多くの若者がいる。アリババのビッグデータによると、2018年、アリババ県域農産品を取り扱うオンライン通販店舗のうち、県域・農村の店主全体に占める年齢40歳以下の青年の割合は77.5%に上った。このうち80後は32.2%、90後が最多で41.3%にそれぞれ達した。これをみてもわかるように90後は現在すでに農村振興の主力群となっている。(編集KM)

「人民網日本語版」2019年3月26日

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