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天猫「2019年新製品消費トレンド」 注目される9つの特徴

人民網日本語版 2019年01月08日16:05

1月7日、天猫(Tmall)は阿里研究院と共同で初めてとなる「2018年中国新製品消費トレンド報告」を発表した。それによると、2018年には天猫で20万を超える大手ブランドが5千万種類の新製品を世界で初めて発表し、7500万人の「新製品好き」を生み出し、新製品を買い、新製品を使い、新製品を追い求めるのがミレニアル世代の生活スタイルになった。これと同時に、極限、こだわり、スマート技術を代表する生活スタイルが、19年の新製品市場の新たなトレンドになるという。環球網が伝えた。

同報告によると、過去1年間に、天猫は発表された新製品の数が爆発的に増加し、20万を超える大手ブランドが5千万種類の新製品を発表した。新製品の集中的増加により、天猫の商品構造が変化。18年には有名大手ブランドの60%以上が天猫を選んで新製品を発表し、新製品の売り上げ増加率が天猫の平均売り上げ増加率の2倍になった。

新製品の集中的増加は新製品を追い求める人々にとっても好材料となった。天猫の旗艦店での新製品(服飾品を除く)購入額が天猫での消費額全体のうち25%を超える人を新製品のヘビーユーザーである「新製品好き」と定義すると、過去1年間に天猫では「新製品好き」が7500万人を突破し、英国の総人口を上回った。

2〜4線都市に暮らす85後(1985年から1989年生まれ)の女性が「新製品好き」の標準モデルであり、その多くは沿海地域のトレンド大好きママや中産階級のエリートで、その暮らしにはゆとりがあり、自分や家族がよりよい生活を送ることを願う。同報告によれば、新製品のヘビーユーザーのうち女性が70%を占め、天猫の利用者に占める女性の割合の50%を大きく上回る。また85〜95年生まれが47%を占め、天猫利用者の平均年齢を下回る。「新製品好き」の消費力は高く、天猫の平均の2倍以上になるという。

都市別番付をみると、上海は「新製品好き」が298万人と最も多く、「新製品消費都市」の称号をものにした。以下、北京、広州、深セン、重慶が続く。だが消費力を比較すると、浙江省が全国単独トップに立つ。新製品の年間平均消費額番付の上位10都市のうち、同省の都市が6つを占め、杭州が一人あたり平均2896元(約4万5958円)で2位の上海を引き離して全国一になったほか、舟山、金華、寧波(ニンポー)、紹興、湖州の各市も上位10位入りを果たした。

同日に行われた新製品発表会で、天猫は19年の新製品をめぐる9つのトレンドを発表した。▽視聴体験を極限まで高めるハイビジョン設備▽スマートホーム・スマート家電▽美容医療型スキンケア製品▽単身者向けに開発されたカプセルコレクション(限定コレクション)▽美しさを追求する男性が外見の魅力をアップするための製品▽女性向けに開発されたゲームのハードウェア▽極限の配合のスキンケア製品▽ダブルネーム商品▽「こだわりの生活」のために開発されたより多くの新製品が、19年の新製品市場の投資分野になり、消費トレンドを牽引するとみられる。またブランドが若いユーザーをより多く取り込むことが予想される。(編集KS)

「人民網日本語版」2019年1月8日

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