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デリバリー美団の冬至消費報告 餃子が湯円の6倍に

人民網日本語版 2018年12月25日16:43

2018年冬至餃子デリバリー注文省区市別ベスト10

デリバリー大手・美団外売が発表した2018年冬至消費報告の関連データによると、今年の冬至(12月22日)には餃子の注文量が前年同期比44%増加し、湯円(もち米粉で餡を包み茹でた団子)の6倍近くになった。北方地域だけでなく、福建省、広東省、貴州省、湖北省を含む南方地域でも餃子の人気が高まっているという。冬至の日に、中国の北方地域では餃子を、南方地域では湯円を食べる習慣がある。中国新聞網が伝えた。

同報告によれば、今年の冬至には餃子の全国デリバリー注文量が同44%増加し、湯円の6倍近くになって、圧倒的優位に立った。また地域ごとの消費状況をみると、餃子の注文量は全国31省・直轄市・自治区で湯円を上回り、過去17年間「湯円陣営」に属していた福建省、広東省、貴州省、湖北省の4省も今年は別の陣営に加わるようになり、餃子の勢力圏の中に入った。

注目されるのは、福建省、広東省、湖北省、湖南省、江西省、上海市、四川省、雲南省など、これまでの印象では冬至には主に湯円を食べると思われる南方地域が、「餃子陣営」に加わっただけでなく、餃子の注文量が全国的にみても高い水準に達し、南方における餃子文化の普及推進の中堅パワーになったことだ。

餃子注文量の省区市別ベスト10は上から順に、北京市、山東省、江蘇省、河南省、浙江省、広東省、河北省、上海市、遼寧省、吉林省。湯園注文量の同ベスト10は上から順に、広東省、江蘇省、浙江省、福建省、雲南省、上海市、湖南省、湖北省、広西壮(チワン)族自治区、四川省。

ここ数年、祝日になると「北方の人は祝日になると餃子を食べる」という話題がネットを賑わし、餃子はネットで話題の伝統的グルメというだけでなく、祝日のトレンドになり、南方地域に浸透して現地の若者層の消費習慣を変えつつある。だが真の原因が何であるにせよ、冬至には餃子を食べるべきか、湯円を食べるべきかの論争に対し、全国国民は実際のデリバリー注文を通して答えを出したといえる。(編集KS)

「人民網日本語版」2018年12月25日

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