89.4%が「AIは5年以内に着実に応用される」との調査結果

人民網日本語版 2019年03月06日10:32

中国青年報社がメグビー(曠視科技)と共同で実施した調査によると、回答者の89.4%が、「AIは今後5年以内に着実に応用される」と考えていることが明らかになった。また、47.3%は、「産学協同研究の立ち遅れが、AI技術応用における最大の難問」との見方を示し、「ハイレベルの人材が不足していることが、AI産業発展の足かせとなっている」とした人は57.1%に達した。

今回の調査には2006人が参加し、そのうちAI業界の関係者が3.5%を占めた。

〇AI産業の着実な応用おける「最後の関門」は?―「産学共同研究」が47.3%

現在のAI産業の着実な応用に関する具体的な分野について尋ねたところ、「自動運転(53.7%)」を挙げた人が最多で、「AIロボット(53.4%)」と「スマートホーム(44.8%)」がこれに続いた。このほか、「スマート医療(40.7%)」、「スマート設備(35.3%)」、「AI教育(30.9%)」といった回答も見られた。

「AI産業の着実な応用における『最後の関門』は?」という質問に対しては、「産学協同研究」と答えた人が最多で47.3%を占めた。このほか、「AI製品に対する消費者の受容度(47.0%)」、「AI企業の各業界に対する理解度不足(46.6%)」、「応用可能な範囲が限られている(41.7%)」、「異なる業界へのクロスボーダーに対する応用障壁が高い(39.9%)」、「スパンが長く、試行錯誤のためのコストが高い(32.7%)」、「関連知識がなかなか普及しない(21.8%)」などの回答が見られた。

「中国のAI産業と世界トップレベルとの差はどのようなところにあるのか?」という問いについては、「ハイレベル人材不足」と答えた人が57.1%、「教育資源と教育レベルにばらつきがある(51.3%)」がこれに続いた。第3位は、「基礎科学の研究と核心技術の突破に立ち遅れがある(45.1%)」だった。

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