世界最大規模のモバイル通信関連見本市「モバイル・ワールド・ コングレス2018」 (MWC 2018)が、スペイン・バルセロナで開幕した。新年のモバイル通信業界の大規模見本市である本大会は、世界通信設備メーカーが自社の5G技術・製品の競争力を示す舞台となった。中国移動(チャイナモバイル)は5G技術やIoT、デジタルホーム、国際事業、端末などの分野をめぐり、会期中に最新の技術・製品を発表した。さらに今年中に世界最大規模の5G試験ネットワークの構築も宣言した。北京青年報が伝えた。
中国移動が発表した2018年5G大規模実験計画によると、同社は今年、杭州市と上海市、広州市、蘇州市、武漢市で5G屋外試験を行い、各都市で100以上の5G基地局を設置する。さらに北京市や成都市、深セン市などの12都市で、5G事業と応用モデルを実施していく。
中国移動は会期中に、自社の最新の研究開発成果を発表した。これは3GPPに基づく新しいエアインターフェース標準で、世界最大規模の基地局と端末用チップ、試験設備のP2P相互接続を率先して実現した。また5Gコアネットワークプレ商用化製品試作機の試験の成果を発表した。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年2月28日
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