外交部(外務省)の耿爽報道官は9日の定例記者会見で「朝鮮高官と元米高官がノルウェーで会談との報道に留意している。中国側は朝鮮半島核問題の対話と協議を通じた平和的方法による解決を一貫して主張している」と表明した。
【記者】朝鮮高官と元米高官がノルウェーで会談との報道がある。会談の目的は何か。会談実現において中国側、ノルウェー側はどのような役割を果たしたか。
【耿報道官】報道に留意している。中国側は朝鮮半島核問題の対話と協議を通じた平和的方法による解決を一貫して主張している。この問題におけるわれわれの立場は一貫したものであり、周知のものでもある。われわれは米側に対しても、朝鮮側に対しても、他の関係各国に対しても同じ立場を明らかにしている。
朝鮮半島情勢が複雑かつ敏感で非常に緊迫する中、中国側は一貫して関係各国と接触を保ち、積極的に取り組み、関係各国が冷静さと自制を保ち、挑発的・刺激的行為をせず、情勢をエスカレートさせないよう後押ししている。また、対話と接触の早期再開を各国に呼びかけ、後押ししている。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年5月10日
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