水井坊博物館で白酒を試飲する麻辣連盟の総裁・中川さんと連盟のメンバーら。
成都はグルメも文化体験も満載
食後の休憩をはさみ、麻辣連盟のメンバーらは、成都水井坊博物館を訪問。案内スタッフから中国の酒文化の紹介を聞いた。メンバーの田中さんは取材に対して、「日本でもお酒が大好き。でも日本酒のアルコール度数は低く、14-17度ほど。一方、中国の白酒(蒸留酒)の度数はその数倍で、飲むと全身が熱くなり、刺激が強い」と話した。
日本の茶道も世界的に有名だが、成都の「盖碗茶」も一風異なる趣がある。双流県にある彭鎮老茶館で、メンバーらは一般の客と同じように、盖碗茶を注文すると見よう見まねで味わった。「この店はとても雰囲気がいい。成都の人は本当に生活を楽しんでいる。日本では抹茶を飲むことが多いが、ここの緑茶やジャスミン茶も本当に爽やかなおいしさ。昨日お土産にお茶をたくさん買った」と田中さん。
中国の三国時代の文化は、日本人や韓国人からの人気が高く、成都の「三国文化聖地」も人気の観光地の一つ。また、パンダも人気で、メンバーの山本さんは「明日、成都パンダ繁育研究基地に行く」と興奮気味に話し、「かわいいパンダを見ることができる」と期待を膨らませていた。
中国記者と記念撮影する「麻辣連盟」のメンバー。
中川さんは、「食文化は、いつの時代も日中両国の国民交流の架け橋。成都のグルメが大好きで、日中文化交流の使者として、一人でも多くの人に成都を知ってもらい、四川料理を好きになってもらいたい」と話す。
4月2日には、東京の中野セントラルパーク・四季の森公園で、四川料理が一堂に会す「四川フェス2017inなかのアンテナストリート」が開催される予定。グルメの誘惑を前にしては国境は存在せず、四川料理の魅力は計り知れないということをよく示している。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年3月23日
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