ずらりと並ぶ料理に次々と箸を伸ばす麻辣連盟のメンバー。
四川料理を満喫する成都の旅
3月18日、四川料理を愛してやまない日本人が集合し、グルメの都・成都を訪問。ずっと楽しみにしていた四川料理の店に次々に足を運び、本場の四川料理を楽しんだ。日本の四川料理愛好者らは数日かけて、成都の老舗麺料理店や有名四川料理店などを訪れたほか、街中でB級グルメを食べたり、ローカルレストランに入ったり、本場の火鍋を楽しんだりと、成都のグルメをまさに堪能した。「麻辣連盟」は四川料理を愛する日本各地の人から結成されており、中川正道さんがその連盟総裁だ。
島根県出身の中川さんは、「僕はおいしいものが大好き。成都のおいしい四川料理店をたくさん知っている」と話す。中川さんは2002年に成都に留学し、2年間中国語を学んだあと、現地で仕事を見付けて2年間働いた。その4年の間に、中川さんは成都で、1ヶ月間毎日違うものが食べられるほどのおいしいグルメをたくさん見付け、四川料理の大ファンになったという。「グルメの天国に来たような感じだった」と中川さん。そして13年、成都のグルメを食べつくした中川さんは日本で唯一の四川料理を専門に紹介するサイトを立ち上げ、各種料理を詳しく紹介している。「日本料理は色や形を重視するのに対して、四川料理は色、香り、味が全て揃っている」と中川さん。
その他、中川さんは日本で四川料理を紹介するイベントを頻繁に企画し、毎回、多くの四川料理愛好家が集まっている。それが「麻辣連盟」を立ち上げるきっかけとなった。あるイベントで、ある四川料理仲間から、中川さんは成都のグルメを熟知しているのだから、みんなが成都に実際に行ってそれを楽しめるように企画してほしいと要望された。そして中川さんはもう一人のメンバーと意気投合し、「麻辣連盟」の第一回成都グルメ体験の旅が実現。現地のグルメをじっくりと楽しむためにこのほど成都にやって来た。
メンバーの一人・相波敏明さんは、「ここ数日成都で食べた料理で一番おいしいものはと聞かれても、たくさんありすぎて本当に答えられない。どれもそれぞれの特色があり、一番好きなものと言われても選べない」と話し、その横で相波さんの妻もうなずきながら同意していた。
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