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人民網日本語版>>カルチャー

東南アジアで中国のドラマが大ヒット 中国に対する理解も深まる

人民網日本語版 2017年03月16日09:58

2010年に中国で放送された大型歴史ドラマ「三国志 Three Kingdoms」が今年に入り、タイのテレビチャンネル3で毎日午後6時20分から放送され、その生き生きとしたストーリーとハイレベルな撮影技術で、多くのタイの視聴者を魅了している。また、ミャンマーで大ヒットしたドラマ「包青天」が、リニューアルされ、ミャンマー語に吹き替えられて3月19日から毎晩放送されることになっている。人民日報が報じた。

文化が似通っているためタイでも受け入れられやすい中国ドラマ

中国四大奇書の一つに数えられる「三国志演義」はタイに伝わって約100年が経ち、タイの多くの学校がその一部を教科書に盛り込んでいるほか、それをテーマにした映画やドラマがタイでも放映されている。タイのテレビチャンネル3の副最高経営責任者(副CEO)は取材に対して、「現在放送されている『三国志 Three Kingdoms』は素晴らしい作品だ。製作技術はハイレベルで、ストーリーの流れも斬新であるため、タイの視聴者に楽しんでもらえると信じている。また、『三国志演義』を読んだり、そのドラマを見たりしたことのないタイの若者にとっても、三国時代の文化を知る機会となっている」と話した。

タイのチュラーロンコーン大学中国語学部の譚国安教授は、中国で1994年に放送されたドラマ「三国演義」の字幕作成に携わった経験があり、「中国とタイの文化は互いに通じ合うものがあるため、中国の映画・ドラマはタイの人にとっても受け入れやすい。タイの多くの華人は子供のころから中国の伝統文化の影響を受けているほか、そのような文化の要素がタイの社会にも浸透しており、大きな影響を及ぼしている」との見方を示す。


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