手広く連携して中国ドラマをローカライズ
近年、中国映画・ドラマは東南アジア市場の開拓を重視しており、現地の言葉に吹き替えた名作ドラマを次々に製作し、さらに、作品の交換や提携などを通して、作品のローカライズ化を図っている。
中国国際放送局が製作した中国の伝統文化を代表する100ワードを選んで紹介する動画「Hello China」のフィリピン語版のフィリピンプレミアが最近、マニラで開催された。その後、同動画はフィリピンのテレビ局「GMA」で放送された。その他、フィリピン語版に吹き替えた初の中国ドラマの製作も準備が進められている。
ラオスのテレビ局も現在、中国映画・ドラマを導入しており、ローカライズ製作を進めている。ラオスのテレビ局・MVの作業場を取材すると、小さな部屋でスタッフ4-5人が中国映画・ドラマの吹き替え作業をしており、その壁には中国映画・ドラマのポスターが貼りつめられていた。同テレビ局の徐麗娜会長は取材に対して、「当テレビ局が現在放送している映画・ドラマの約65%が中国のもの。ラオスとタイの言葉は似ているため、タイの一部の視聴者も衛生テレビを通してそれら中国映画・ドラマを視聴することができる。それらの番組を約200万人が視聴している『孫子兵法・三十六計』や『包青天』、『三国演義』などの中国映画・ドラマは既にラオスで広く知られている。これらの作品は、中国文化を理解する点で積極的な役割を果たしている」と話した。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年3月16日
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