【2017年の9大任務】
(1)「三去一降一補」(三去は過剰生産能力と在庫の削減、デレバレッジを指し、一降はコスト削減を、一補は弱点分野の補強を指す)を推進する
過剰生産能力を着実に効果的に削減する。各都市の状況に合わせて政策を打ち出し不動産在庫を削減する。レバレッジを積極的に適切に解消する。さまざまな措置を同時に採用してコストを引き下げる。正確に力を入れて弱点分野を補強する。
(2)改革開放を大いに深化させる
政府の職能の転換を持続的に推進する。財政・税制体制改革を引き続き推進する。金融体制改革をしっかりと進める。国有企業・国有資本の改革を加速的に推進する。非公有制経済の活力をさらに発揮させる。知的財産権保護制度の構築を強化する。社会体制改革の推進に力を入れる。生態文明の体制改革を深化させる。
(3)国内需要の潜在力を発揮させる
国内需要の潜在力をさらに発揮させる。供給構造と需要構造の対応、消費のバージョンアップと有効な投資の相互促進、都市部と農村部の発展の協調を推進し、経済成長に対する内需の持続的牽引の役割を強化する。消費の安定増加を促進する。有効な投資を積極的に拡大する。地域の発展局面を最適化する。新型都市化を着実に推進する。
(4)実体経済のモデル転換・バージョンアップ
革新が駆動する発展戦略を掘り下げて実施し、実体経済の構造最適化を推進し、質と利益と競争力を絶えず向上させる。科学技術の革新力を引き上げる。新興産業を加速的に育成し大きく成長させる。伝統産業の改善と向上に力を入れる。大衆による起業・革新を持続的に推進する。質とレベルを全面的に引き上げる。
(5)農業の発展と農民の収入増加
農業の安定した発展と農民の持続的な収入増加を促進する。農業の供給側構造改革を踏み込んで推進し、「強農・恵農」政策(農民の経済・生活水準の引き上げと農村の持続可能な発展を推進する政策)を充実させ、農民の就職・収入増加のルートを広げ、国の食糧の安全を保障し、農業現代化と新型都市化が相互に促進しあってともに進むようにし、農業・農村の発展の新たな原動力の育成を加速させる。農業の構造調整を推進する。現代型農業建設を強化する。
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