中国インターネット情報センターは、第3回世界インターネット大会で「国家情報化発展評価報告書(2016)」を発表した。同報告書によると、中国は情報産業の規模、情報化の応用効果などの面で目覚ましい進歩を実現した。情報化発展指数の順位は過去5年間で急上昇し、世界第25位につけ、初めてG20の平均水準を上回った。中国青年報が伝えた。
同報告書はインターネットインフラの整備度、産業・技術革新、情報化の応用効果、インターネット安全保障、持続可能な開発などの面から、世界の主要88カ国と中国の31地域(香港・マカオ・台湾地区を除く)の評価を行った。世界的に見ると、米国、日本、中国、ロシアを始めとする規模の大きなエコノミーは、力強い情報産業の基礎と巨大なユーザー・市場規模により、情報化発展で強さを示した。同時に中国は産業・技術革新、情報化の応用効果などの強みを十分に発揮し、「一帯一路」(the belt and road)諸国と相互補完による発展を実現した。
国内を見ると、北京市、上海市、広東省、浙江省、江蘇省、福建省、山東省、天津市などの東部の地域は、情報化発展水準で先頭集団につけており、一部地域には明らかな「革新けん引型」の特長が見られる。全体的に見ると、中国の情報化発展水準は東部沿岸部から北西・南西・北東に向かい段階的に低下していく傾向を示している。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年11月21日
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