近年、ビッグデータの応用が、各業界での趨勢となっている。ビッグデータは、我々にとって予想もしなかった「真実」を示してくれる。QQビッグデータがこのほど発表した「95後(1995年以降生まれ)の審美眼」と題する報告書から、「95後」は、我々がイメージするほど「非主流(マイナー)」な存在ではないことが明らかになった。彼らはネット上で人気の高い「ネット人気顔」を好まず、独自の審美基準を持っている。美容整形に対する肯定度は高く、男性のメイクを認め、社交における個性化に熱心だ。また、データが今の時代の若者の真実の姿や好みを浮き彫りにしている。人民網が伝えた。
○美容整形肯定派が多く、「ネット人気顔」は主流の審美基準ではない
新しいものを採り入れることにひときわ熱心で、それを個性化するのに長けている「95後」は、美容整形を肯定する割合が極めて高い。データによると、85%が「美容整形に肯定的」と答え、11%が「将来整形するつもり」とし、「すでに整形手術を受けた」人も1%いた。だが、美容整形に対する彼らの好みにも特徴があり、「95後」が特に好む顔は、男性では「前髪をつくった面長の顔」、女性は「ロングヘアで面長の顔」だった。
「95後」は総じて美容整形を肯定しているが、「ネット人気顔」は、彼らの主な審美基準とは外れていた。40%以上が、「美容整形を受ける理由は、見栄が半分」と答えた。彼らは、周りの友人たちの目を非常に意識しており、個性を出して認められることを切望している。このため、美容整形は彼らにとって、「美しく整え、かつ、個性的」でなければならない。さもなければ、ただ単に他人の顔のコピーになるだけにとどまってしまう。「いかに自分の審美眼を高めるか」については、「95後」の半分以上が、「よくわからない」と感じていた。
○ネット上でのイメージを重視、社交における個性化を追求
ネットとともに生まれ育った「ネット原住民」である「95後」は、ネット上でのイメージの「個性化」を極めて重視している。彼らは友達とチャットする際に、さまざまな絵文字を使い、画像の加工と可愛らしく見せる言動を好む。さらに注目すべきは、彼らがチャットでの自分のプロフィール画像やSNS空間を、工夫を凝らして飾ることにひときわ熱心なことだ。
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