夏休み中の中国では、9月に大学入学を控えた学生が達も多い。一方、在学中の大学生にとっての悩みは就活。「顔面偏差値」を上げようと、鼻を高くしたり、小顔にしたり、二重まぶたにしたりする美容整形を受ける大学生も少なくない。夏休みになると学生達が美容整形に奔走する背景には、中国の美容整形市場の急速な発展がある。山西日報が報じた。
中国は世界3位の美容整形大国
国際美容外科学会(ISAPS)の美容外科手術・処置数の上位25カ国と地域の調査結果をまとめた昨年の報告によると、中国の美容外科手術数は全体の12.7%を占め、米国やブラジルに継ぐ、整形大国になっている。
美容整形が一般化
生活におけるストレスなどが原因で、美容整形を受けるという女性が増加している。ある美容整形病院の毛毅・運営総監は取材に対して、「整形者のほとんどが中年の女性。配偶者と良い関係を保つための女性もいれば、離婚して新しい配偶者を探すための女性、さらに、職場で出世するための女性もいる。一方、大学生の場合は、良い仕事を見つけるためや恋人を見つけるために、美容整形をすることが多い」と説明する。