「酉(とり)年」の2017年に創立120周年を迎える出版社・中国商務印書館は7日、「ニワトリ」をテーマにした2017年の記念カレンダーを発売することを、北京で発表した。これは自然に関する知識と干支を組み合わせた中国初のカレンダーとなる。中国新聞網が報じた。
このカレンダーには、西洋の博物学者が描いたニワトリのイラスト365枚が収められており、珍しい種類のニワトリも多く含まれている。特筆すべきは、収められているイラストは全て画家が心を込めて手で描いたものである点で、水彩画、リトグラフ、木刻画など、さまざまなスタイルで野生のニワトリなどを含む、多くの種類のニワトリが美しく生き生きと描かれている。中国では見ることのない種類のニワトリも数多く収められている。同カレンダーを通して、ニワトリや関連の文化に関する知識を豊かにすることができる。同カレンダーはニワトリを主役とした「図鑑」とも言えるだろう。
同社の于殿利・総経理は、「干支の文化は、中国で長い歴史を誇り、南北朝時代(420-589年)に流行し始めた。干支の文化は、中国人一人ひとりと密接な関係がある。今年から、毎年その年の干支をテーマにしたカレンダーを刊行する」としている。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年11月9日
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