某メディアがこのほど、「ある男性が歯痛を訴えたところ、医師から婦人漢方薬『千金片』を処方され、男性は訳が分からなかった」と報じた。実は、中医が重視するのは患者の症状で、病気そのものではない。たとえ異なる病気であっても、それらが原因で起こる症状に着目すれば、同じ配合による漢方薬を処方することが可能だ。このような事情から、男性も多くの「婦人薬」を活用することができるのだ。生命時報が伝えた。
○千金片
千金片は、婦人科で、湿熱や血行不良が原因で発症する慢性盆腔炎(女性器炎症疾患)、子宮内膜炎、慢性子宮頸炎によるおりものの異常、腹痛、腰痛、倦怠感などの症状緩和に用いられる。同薬は、解熱、解毒、血流改善の効果もあり、男女の別なく、のぼせによる歯痛、歯茎の炎症、痛み・腫れなどに用いることができる。
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