中国語版ミュージカル「ライオン・キング」初演会場。カーテンコールに応える出演者たち。
注目を集める上海ディズニーリゾートが16日正午、正式にオープンし、中国各地から好奇心いっぱいのゲストたちを迎えた。世界で12番目のディズニーランドである上海ディズニーは、人々の期待に応えることができるのか?また今までのディズニーランドには無いようなとびぬけた「一番」の特徴とは?新華社が報じた。
「一番」その1 色濃い中国テイスト
あなたは「ライオン・キング」のシンバが中国語を話すを聞いたことがあるだろうか?ティモンが京劇を歌えたらびっくりするのでは?そして「ライオン・キング」に孫悟空が登場したら?これらの想像を超えるシーンが、ウォルト・ディズニーシアターで上演される初の中国語版ミュージカル「ライオン・キング」で繰り広げられている。ジュリー・テイモア監督は、ミュージカル制作にあたり、中国版へのリメイクを行い、作品全体を通した基本的なコンセプトは保持しつつ、多くの「中国人に馴染みのある」エッセンスを盛り込んだ。その結果、違和感を抱かせることなく、観客席が驚きと笑いに包まれるような作品に仕上がった。