4年に1度のユーロ(欧州サッカー連盟:UEFA欧州選手権)がこのほどフランスで開幕した。このサッカーの祭典は多数のサポーターの注目を集めるとともに、中国人観光客のヨーロッパ旅行への情熱を掻き立てている。現在、大手旅行会社は夏の海外旅行のピークを迎え、ヨーロッパ観光はテロの影響を脱し、復活し始めている。北京青年網が伝えた。
ブリュッセルとパリのテロ攻撃や他のテロ関連事件の影響を受け、ヨーロッパ旅行市場は昨年冬に低迷期を迎えてから今年の6月前まで不調が続いていた。某有名旅行会社関係者は、「3~4月のヨーロッパ旅行の価格は日本よりも安かったが、販売量は日本ほど高くなかった」と明かす。
しかしユーロ開幕後、ヨーロッパ観光市場は初めて回復の兆しを見せ始めた。携程旅行網(Ctrip)の予約データでは、6月上旬からヨーロッパ行きのチケットとホテルの予約は大幅アップしている。
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