鴻海グループ傘下の富士康もP2P(ピアツーピア、個人間)のインターネット金融事業に進出することが20日に明らかになった。金融科学技術サービスプラットフォームの富中富をうち出し、主に富士康の供給チェーンの事業パートナーにサービスを提供するという。「京華時報」が伝えた。
富士康はこれまでに貸出業務、金融担保業務、設備貸出業務、ファクタリング業務などのサービスの現地における営業許可証を取得しており、今後は傘下の富中富の発展に合わせて、3億元(約47億円)規模のプライベートエクイティファンドを設立し、主に新しく設立された企業の発展に投資する。富中富は年内に運営がスタートする見込みだ。
富士康は、富中富プラットフォームは5年以内に急速発展を遂げて、新規公開株(IPO)の上場を実現させるとしている。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年6月21日
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