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石油製品が連続引き上げ ガソリン0.09元値上げ

人民網日本語版 2016年05月13日08:25

国家発展改革委員会は11日に通達を出し、最近の国際市場における石油価格の動きを踏まえ、現行の石油製品価格形成メカニズムに則り、2016年5月11日24時より、国内のガソリン価格を1トンあたり120元(1元は約16.7円)、ディーゼル油価格を同115元、それぞれ引き上げることを決定した。全国の価格を平均すると、90号ガソリンは1リットルあたり0.09元、0号ディーゼル油は同0.1元の値上げになる。人民網が伝えた。

国内石油製品価格は今年初めて2調整周期連続の値上げとなった。容量50リットルのガソリンタンクの自家用車の場合、今回の調整後は満タンにするのに約4.5元かかることになる。

統計によると、今年の石油製品価格は9回の調整周期を経ており、このうち2回が引き上げ、1回が引き下げで、6回は原油価格が最低価格の40ドルに満たなかったため調整は見送られた。累計でガソリンは1リットルあたり145元の値上がり、ディーゼル油は同140元の値上がりになる。小売価格に換算するとガソリンは1リットルあたり0.11元の値上がり、ディーゼル油は同0.12元の値上がりだ。

石油製品価格の値上がりにより、自家用車での移動や物流輸送企業の燃料コストが増加する。石油情報サイトの隆衆石化網の試算では、一般的な自家用車の平均走行距離を約1千キロメートルとし、燃料コストは6.3元増えることになるとする。5月に入ってから、自動車用エアコンの利用が増加しており、燃料コストが10~15%増加して、自家用車の燃料コストが増加を続けている。またディーゼル油価格が1リットルあたり0.1元上昇したことは、中型物流輸送企業の半月の燃料コストが5千元から6千元ほど増加することを意味する。(編集KS)

「人民網日本語版」2016年5月13日

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