母の日の「旅行」プレゼントが小さなブームに

五一（メーデー）連休が終わったばかりの5月8日は、年に一度の「母の日」だ。「花束を贈る」「外食をする」以外に、「母親に旅行をプレゼントする」ことが、母の日の「ベスト・ギフト」として、ますます多くの市民の間でブームとなっている。文匯網が報じた。

●母親と一緒に旅行 近場が人気

「母の日」は、毎年5月の第2日曜であるため、出勤族はわざわざ休暇をとる必要はなく、土日の週末を利用して母親を旅行に連れ出すことができる。よって、日帰り、あるいは1泊2日の近場への小旅行が最も良い選択肢であろう。途牛旅遊網の王陳・副総裁によると、メーデー連休に母親を外出に連れ出せなかった市民にとって、母の日は絶好のリベンジ・チャンスという。

同社のモニタリングデータによると、華北方面では、古北水鎮・承徳避暑山荘・平遥古城・五台山・泰山、河北野三坡などの観光地に人気が集中している。華南方面を見ると、珠海長隆海洋王国・南普陀寺・鳳凰古城・厦門(アモイ)コロンス島・張家界、丹霞山などの名所が華南住民の間で人気が高い。華東では、黄山・無錫霊山・普陀山・同里古鎮・烏鎮など、西部地方は、九寨溝・峨眉山・法門寺・華山・秦始皇兵馬俑などの各観光地に予約が殺到している。

●国内で人気が高い「喜び満開・シニア向けツアー」

海外旅行は新たに「クルーズ旅行」が台頭

国内長距離旅行に関していえば、多くのサラリーマン族が、すでに清明節とメーデーの小連休を繋いで旅に出たため、両親を連れて旅をするだけの有給が残っておらず、両親の団体ツアーの予約を手伝うにとどまった。高齢の両親を対象とした旅行市場では、各種「喜び満開・シニア向けツアー」シリーズは、食事・宿泊・交通・観光など各方面で厳格な基準が構築され、「ゆったりした快適な旅」という高齢者群のニーズを満たし、高齢者旅行のユーザーエクスピエリエンスを高めた。現時点で、「喜び満開・シニア向けツアー」シリーズ商品は、華東・北京・アモイ・広西など人気旅行エリアをカバーしている。途牛旅遊網のモニタリングデータによると、「喜び満開・シニア向けツアー」の母の日の予約は大盛況で、目的地は北京・華東・海南・アモイ・湖南・広西・西安・青島の各地に集中している。