香港食物環境衛生署食物安全センターは4月29日、日本産干し椎茸の2つのブランド、4つのサンプルから微量の放射能が検出されたと発表した。商品は市場に流通しておらず、センターが輸入業者と状況の把握に努めている。新華社が伝えた。
放射能が検出されたのは岩手県の丸晶と玉花の両ブランド。センター報道官によると、4つのサンプルからそれぞれ微量のセシウム134とセシウム137が検出された。だが国際食品規格委員会(CAC)の定める原発事故や放射性物質事故後の食品の基準値を超えるものではない。
同報道官によると、同センターは2011年3月12日から福島原発事故を受けて、輸入、卸売、小売のレベルで日本産食品の放射能測定を強化した。2011年3月に不合格の日本産野菜サンプル3つがあった他にも、若干の日本産食品から微量の放射能を検出したことがある。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年5月2日