2016年5月3日  
 

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中日を明るく照らす文学雑誌「灯火(ともしび)」 (2)

人民網日本語版 2016年05月03日13:19

在中国日本大使館公使の山本恭司氏は「中国文学は世界でもますます重視されてきており、近年、中国人作家が数多くの国際的な賞を受賞している。日本文化界としても日本に中国の優秀な文学作品が紹介され、中日文学界の交流が深まることは大変喜ばしい。中日友好関係における文学の影響力は大きく、より多くの日本人が中国文学を理解することで、両国国民の相互理解が深まるだろう」とした。

「人民文学」の施戦軍編集長は「中日両国の文学は結びつきが深く、魯迅、郭沫若、郁達夫、巴金、茅盾の世代の作家たちから日本文学の影響を受け初めている。中日文学のこうした伝統、そして作家間の厚い友情は、私たちの『灯火』創刊を後押する力となった。東京には『人民文学』読書グループも設けられている。『灯火』が中日文学のインタラクションと伝播において、作用を発揮するだろう。中国の物語を扱った文学の声を平和な形で国外に伝播し、他の方法ではできない作用を発揮することができる。『灯火』はさらに日本で出版、発行する必要がある」と語った。

清華大学日本語文学専攻の宮崎泉教授は「文学は心と心の触れ合いであり、『灯火』の中の文学作品で語られている中国人の生活には日本とも共通している点がある。文学が中日両国の民間交流を促進し、さらに多くの日本人が中国を理解できるだろう」との味方を示した。

「灯火」の出版を担当した外文出版社の胡開敏副編集長は「文学は中国の物語を語る上で最も有効なキャリアであり、『灯火』は私たちに文学の灯火が伝えられていくパワーと魅力を見せてくれた」と語った。(編集TG)

「人民網日本語版」2016年5月3日 


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