「熊本賑災」支援グループ第2陣の微信(Wechat)グループ(転載許可済み)
九州地方の熊本県と大分県で14日から起きている熊本地震では19日までに確認されているだけで、熊本県益城町、南阿蘇村等の7つの市町村で45人が犠牲となっている。人民網が伝えた。
地震発生後、日本で生活する各界の中国人は自発的に支援グループを組織し、被災地のために大量の救援物資を募った。なかでも最も早い段階で支援活動のための微信(Wechat)グループを立ち上げたのが、中国人ボランティア組織「熊本賑災」だ。同組織の支援グループ第1陣が17日、大量の物資と共に車で熊本県の被災地に向けて出発し、中国人から日本の被災地への真心のこもった支援を最もスピーディかつ直接的な形で送り届けた。第2陣も日本時間の今晩9時には出発する予定で、東京を出発して大阪を経由し、福岡の被災地まで物資を運ぶ計画だ。
人民網の駐東京記者は同グループの震災支援活動を知ると、すぐに発起人の劉さんに取材した。電話での取材の際にはちょうど第2陣のボランティアたちが救援物資をトラックに詰め込む作業を行っている最中だった。この支援グループは微信のグループチャットでも出発前の準備状況をリアルタイムで報告している。